先日、ゲリラ豪雨で途中の駅で、電車が運休になっちゃったんですよね。全く運転再開見込みがない中、私がとった行動は???
彦根へ向かう途中で起きた事件
私は滋賀県に住んでいます。びわ湖の南の方にある大津市。先日、北の方の彦根市へ用事で行くことがありました。用事は2つありました。交通手段は電車です。
彦根駅に、めっちゃおいしいコーヒー屋さんがあります。そこで豆も焙煎もしています。場所は2階が駅になっている建物の1階。コンビニと交番の間に見落とすぐらいひっそりとあるお店です。
しかし、そこのコーヒーが絶品。入り口を入ると、アメリカの雑化などが置かれていて、木のテーブル、お店の雰囲気もとっても良いです。
2つある用事の前に、そのお店へ行きたくて、ちょっと早めに家を出ました。
その日は、雨。駅への道中で、膝から下と腕はビショビショになるくらい、雨は強く降っていました。そんな雨の中でも電車は動き、ありがたいなと思って、電車に乗りました。
そして、4つ目の駅に到着した後、なかなか電車が出発しないのです。
と心の中で思っていると、駅員さんのアナウンスが。
「〇〇の確認のため停車中です」
きちんと聞き取れなかったのですが、なにかあったんだと、車内で待っていると・・・
「この電車はこの駅停まりになります。車内から出てください。」
とアナウンスが。
駅には、夏休み前で早く学校が終わった高校生もたくさん乗っていたのですが、みんな一斉に電車を降りていきました。
その後のアナウンスを聞いていると、雨量が規定以上に達し、私が行く予定の彦根の先の米原(終点の駅)まで、運転見合わせ中とのこと。しかも、運転再開の見通しはなし。
その時点で、彦根駅でのおいしいコーヒーはあきらめました。しかし目的としていた用事に間に合う可能性はあるので、ひたすら運転再開を願い、駅のホームで待っていました。しかし、電車は動かず、1つ目の用事はもう間に合わない時間に。行けない旨を連絡しました。
あと1時間くらいの間に運転が再開してくれたら、2つ目の用事には間に合います。引き続き待つこと、1時間弱。待っている駅での雨はだいぶ小降りになったのですが、運転再開の見込みはないとのアナウンス。2つ目の用事もあきらめ、今度は、家へ帰る方向の電車の再開を待つことに。
しかし、こちらも1時間くらい待ちましたが、まだ再開見込みが立たないとのこと。
私は電車をあきらめ、路線検索をしてみたら、バスが1時間に1本程度ですがありました。バスのルートも表示してくれるので、隣の駅までのバスに乗り、その駅から、家の近く、といっても歩いて30分くらいのところですが、そこまで行けることが分かりました。
私は久々のバスにちょっとドキドキ。で、私は路線図を見て思ったのです。
と。その道は何度か車で通ったことがありますが、あまり距離感がなかったんですよね、それがほんと裏目に出て、思った以上に遠い道のりとなってしまったのは、歩いてから分かったこと(笑)
いや~、歩きましたよ、長靴で。
そして、なんとその途中で「龍宮神社」をみつけました。
せっかくなので、寄りましたよ。
石像のカメさん、ステキでした。
結局、歩いて、2時間くらいかかったわけですが、いろいろ思うところがあったわけです。
こうしておけば良かったかも、もあるけれど・・・
この自然の影響により起こったアクシデント。こうしたら良かったんじゃないか、という後悔はもちろんあります・・・
①そのまま駅で電車再開を待って帰った方が、長時間歩かずに済んだかもしれない。しかも、バスと徒歩で帰ったのと同じくらいの時間に家に着いたかも。
②再開を待つ間、駅をでて、カフェでのんびりお茶&読書を楽しめば充実感があったかもしれない。
③しかも、②はすぐに判断して、駅で待つ時間を減らしたら、さらに充実だったかもしれない。
④こんな時に頼れるお友達がいない~~。旦那さんは仕事で全くダメでした。
逆に良かったと思うことは・・・
⑤駅のベンチで読書ができた。
⑥雨も小降りになったのに、電車が再開しないことにだれも文句も言わず、たくさんの待っている人がいて、日本人やっぱりすごいなと思った。
⑦駅の構内にあるコンビニは、こんなときにありがたい存在だなとも気づいた。(お昼どきでしたから、お腹が空いた方はそこですぐに買えちゃう)
⑧久々にバスに乗れて、普段通らないルートを通れた。次回、何かの時に役に立つはず。
⑨龍宮神社というステキな名前の神社をみつけた。
⑩しかも、この神社の投稿をしたら、受講生さんが、「きっと神社に呼ばれたんだよ」って教えてくれて、神社に呼ばれたと思うとうれしかった。
⑪神社投稿にたくさんのコメントが入り、うれしかった。
⑫ウォーキングができた。
⑬次回、こんな事が起きたら、もっと速く判断するための経験ができた。
⑭途中にあるショッピングモールに久々に行けて、ちょっと寄り道できた。
(なんにも買いませんでしたけどね)
ということで、悪い点4つ。良い点10こ。
長靴でのウォーキングはもうやりたくはありませんし、電車運休も全く望まないことですが、結局良い経験だったなと思えた出来事でした。
ひと昔前の私だったら・・・
雨のせいにし、電車のせいにし、それらに腹を立て、本数が少ないバスにも腹を立て、途中下車した自分にも腹を立てていたことでしょう。
こんな風に、良い点を探せるようになったのは、脳の使い方を変える楽読という速読の賜物です。
「雨のせいで」
ではなく、
「雨のおかがで」
と考えられる脳になっていたのです。
出来事は同じ、それをどう捉えるのかだけの問題なのです。
楽読のレッスンでは、「文字数が伸びた」「イメージが出た」「楽しくできた」「気持ちよくできた」など、「できた」ところにフォーカスします。
そんなことをくりかえしていくと、いろんな時に良い点を探せる脳になっちゃうみたいですよ。
そして、ここまで読んでくれた方、ありがとう~!